生涯費用計算、老後破産しないために
「老後破産」という
言葉をご存知ですか？
現在の日本社会を象徴する
恐ろしい言葉です。
「結婚できるだけの経済力がない…」
「将来のお金が不安だから…」
そうした理由から結婚ができない人、
または結婚しない人が増えてきました。
「お金のために」と仕事に追われ
夢ややりたい事も叶えられないまま
老後をむかえてしまう・・・
そんな人生を送る人が
増えてきているようです。
「でも、若いころ頑張れば
大丈夫でしょ？
将来は安心して過ごせるでしょ？」
と、思うかもしれませんが
答えは「NO」です。
実は今の日本では
高齢者になってから破産
する方がどんどん増えています。
・生涯孤独で
・お金も無い
・長生きが苦痛
そんな「老後破産者」が
爆発的に増えているのです。
少し古いデータですが
2014年の時点で、
老後破産者は200万人という
データがあります。
2014年の時点で200万人ということは
超高齢化が進む将来の日本では、
さらに老後破産者が増えることが
簡単に想像ができますよね。
それが今の日本の
残酷な現実なんです。
もし自分も同じようになったら…
と思うとゾッとしませんか？
今から少しずつお金について学び
・今の給料で生活できるかどうか、将来の不安
・震災や金融危機などで、お金がなくなる不安
・破産するかどうか心配という、老後の不安
こうした「お金」に関わる
不安を解消していきましょう。
・将来安心して、過ごせるように
・どんな変化にも正しい知識で対応できるように
楽しみながらお金の知識を
身につけて、不安を解消していって
欲しいと思います！＾＾
でもなんで、多くの人が
お金のことで苦しんでいるのか？
それは、、、
多くの日本人がお金の勉強を
全くしていないからです。
もしかすると、
国が意図的にそうしているのかも？
そんなふうにも思えます。
真実はどうあれ、
お金の教育を無視してきた
大きなツケは必ず回ってきます！
じゃあ、どうすればいいのか？
そのはじめ一歩として、
とっても大切なことを
１つお伝えします。
準備はいいですか？
それは、、、
「お金の勉強は、
学ぶ順番がとても大切！」
ということです。
実は、、、
１番最初は、かならず
『お金の守り方』
から学ばなければなりません。
ご存知かも知れませんが、
柔道は受け身から
スノボは転び方から
学び、身につけていきます。
技(スキル)を学ぶのは
そのあと。
実はお金もこれと
全く一緒なんです！
お金の守り方を身につける
↓
お金の増やし方を身につける
お金は守り方を身に付けていないと、
収入が増えれば増えたぶん、
たくさん使ってしまうんです。
これは、
『パーキンソンの法則』といって
誰にでも起きてしまう現象をいいます。
もし仮に、あなたの月収が今より50万円増えたとしたら
もっといい所へ引っ越したいと思いませんか？
・外食も増え
・旅行へ出かけ
・好きなものを買う
「ちょっとは贅沢しちゃうかも…」
そんなふうに思いませんか？
90年代を一世風靡した
音楽プロデューサーＫ室Ｔ哉さん
なんと100億円以上を稼いだ
と言われています。
なのに彼はお金に困り
2008年に5億の詐欺で
捕まってしまいました。
つまり彼は
お金をコントロール出来ていなかった
ということ。
100億という大金を手に入れたとしても
人は簡単にそれを使ってしまえるのです。
大切なことなのでもう一度言いますが
お金は守り方を身に付けてからでないと
収入がいくら増えたところで
その分支出は膨らむばかりなのです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
老後にいくら必要か
考えたことありますか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということで、まずはあなたの
『現在地』と『目的地』
を確認しておきましょう。
豊かで幸せな人生を送るため
どれくらいのお金が必要で
いま何をすれば良いのか？
総務省の家計調査結果によると
1か月の生活費は世帯で約
【28万円】
これをベースに考えていきます。
－－－－－－－－－
28万円×12か月
＝336万円
－－－－－－－－－
これが年間でかかる生活費。
仮に、定年後
65歳から85歳まで
20年生きるとしたら…
－－－－－－－－－
336万円×20年
＝6720万円
－－－－－－－－－
これが老後にかかる費用。
ちょっとビックリする数字ですよね
それでは現在の貯金額と
老後必要な金額との差は
いくらになるか。
仮に、現在貯金が
【1000万円】
あるとしましょう。
－－－－－－－－－
6720万円－1000万円
＝5720万円
－－－－－－－－－
ではこの老後に必要な金額を貯めるため
必要な年間貯金額は？
仮に、現在【35歳】だとすると、
65歳まで残り【30年】です。
－－－－－－－－－
5720万円÷30
＝ 190万円／年間
－－－－－－－－－
つまり１年間に
190万円の貯金を
しないといけません・・・
では、年間で190万円貯金するために
月々貯金しなければいけない額は…
－－－－－－－－－
190万円÷12ヵ月
＝15.8万円
－－－－－－－－－
ということで、
まとめると・・・
もし仮に、今35歳なら
定年後65歳から85歳
を生きるため『だけに』
毎月【15.8万円】
の貯金が最低でも必要となります。
そう、今月からです（苦笑；
そして、あくまでもこれは
ひとつの例でしかありません。
ぜひ一度時間をとって、
【 】内の数字をご自身のリアルな数字に
置き換えて計算してみてくださいね。
ちょっと頭が痛いかも知れませんが、
ちゃんと自分で把握してくこと、
『自分事』にするのが大切です！
簡単な計算なので
ぜひやってみてくださいね。
ここでfinancialcollegで使われている実際のワークシートをプレゼント！
コレを埋めるだけであなたの毎月必要な貯金額がわかっちゃいます！
プリントアウトして使ってください(^_^)
実は、将来に対する漠然とした不安
の正体は『お金が見えない』事なんです。
つまり、
先ほどの計算式の数字、
“毎月【15.8万円】の貯金が必要”
といった、具体的な数字が見えない、
わかっていないと不安になるんです。
この先の将来で
・入ってくるお金
・出ていったしまうお金
この２つの引き算が
プラスなのか？
マイナスなのか？
それがわかるだけで、
ちょっと不安が減るんです＾＾
そして、数字が明確になれば
対策・対処をしていくだけです！
幽霊の正体見たり枯れ尾花
不安の正体さえ分かってしまえば、
それはもう不安ではなく課題なのです。