お金を貯めるには「複利」の効果を狙う!若者は「時間の価値」を最大化すべき。


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お金の教養コラム

・自分の時間が増える投資と減る投資
・『人類最大の発明』を利用する

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老後の安心を可能にする〇〇労働
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「お金の守り方」を知ること。
これがお金の勉強のスタート地点です。

そして、お金の守り方が理解でき、
身についてきた次の段階で大事なことは
『時間の価値』を理解することです。

time is money(時は金なり)

と言われるほど、お金と時間には
切っても切り離せない関係があります。

その1つとして、今日は
労働には種類がある
ということをお伝えします。

昨今の資産運用ブームで
FXや株、暗号通貨取引を始めた人が
本当に多いなと実感しています。

周りにも
「そろそろ資産運用しなくちゃね」
「仮想通貨やってみたいな」
「やっぱ不動産が最強でしょ!」

と、言い始めた人、、、
ひとりぐらいいませんか?

じわじわとですが、
投資(資産運用)への注目度が
高まってきているように思います。

そこで質問です。

Q.
もし資産運用するとしたら、
老後にお金が必要なとき
役立つものがいいですか?

聞くまでもないですが、
答えは「YES」ですよね(笑

資産運用するとしても
老後全く役に立たないものなら
運用する意味がありません。

つまり、

『今やっている資産運用が
老後に役立つものなのかどうか?』

それを見極めることが
資産運用する上で
非常に重要なんです。

そして、
『今やっている資産運用が
老後に役立つものなのかどうか?』

これを正しく見極めるために
「労働の種類」
を知る必要があります。

———————–
【3つの労働の種類】

1.肉体労働

自分の知識や経験、身体能力で働くこと。
サラリーマンや経営者など
一般的な働き方は全てここ。

2.頭脳労働

頭脳で生みだした「作品」が働くこと。
例えば、音楽や本の印税。
課金型ゲームやアプリ開発者などもここ。

3.資本労働

資本(お金)が仕組みによって働くこと。
不動産、フランチャイズオーナー、投資家
他人やシステムに運用を任せている人。

身近なところでは
銀行預金や年金も、ここに当てはまります。

———————–

3つ労働種類から考えてみて欲しいのは、
2種類の投資についてです。

・時間を『増やす』投資
・時間を『減らす』投資

歳をとれば
若いときほど体力がないし、
85歳まで肉体労働で収入を得続けるのは
現実的とはいえません。

かと言って、
年金だけだと苦しいのは
目に見えて明らかです。

そう考えると、
老後の生活を安心して
過ごせるようになるためには
時間を『増やす』投資が必要です。

つまり、資本労働です。

『今やっている資産運用が
老後に役立つものなのかどうか?』

これは次のように
言い換えることができます。

『今やっている資産運用は
資本労働なのかどうか?』

老後も安心して生活できるだけの
お金を手元においておくためには、
資本労働でお金を増やしていく必要があります。

もし今、資産運用しているとすれば、

「3つの労働のうち、
どれに当てはまるのか?」

ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

~~~~~~~~
1つ、注意点!
~~~~~~~~

株やFXのトレードを自分でしている人は
自分の時間を使っているので
『肉体労働者』に分類されます。

『資本労働』は
お金に働いてもらい収益を生むこと

なので自分でトレードをしていたら
『資本労働』とは根本的に違います。

・自分が働くこと
・お金が働くこと
ここを混同しないようにしてください。

本当は「資本労働」が必要なのに
「投資」という単語に惑わされて
「肉体労働」ばかりに磨きをかけていると

自分の時間を減らし続け
さらに、万一自分が働けなくなったら
収入がゼロになってしまいます…

ご注意くださいね!

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資本労働では“人類最大の発明”を利用する
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お金にお金を稼いでもらう方法
つまり、資本労働における利益(利息)
の付き方には

「単利」と「複利」

という、2種類があります。

~~~~~~~~~~~
【単利】(配当型)
元本を変化させず、次回の利息を決める。

【複利】(再投資型)
元本に利息を加え、次回の利息を決める。
~~~~~~~~~~~

「単利」と「複利」の違いを
簡単に解説しますね。

例えば、AさんとBさん

元本*100万円を
年間利息10%で
10年間運用するとします。
(*最初に運用するお金)

・Aさんは『単利』運用
・Bさんは『複利』運用

———————–
【単利】A さんのケース
———————–

1年目 100 万×10%運用=10 万
2年目 100 万×10%運用=10 万
3年目 100 万×10%運用=10 万
4年目 100 万×10%運用=10 万
5年目 100 万×10%運用=10 万


10年目 100 万×10%運用=10 万

Aさん利息合計
10 万/年×10 年=100 万

———————–
【複利】B さんのケース
———————–

1年目 100 万×10%運用=110 万
2年目 110 万×10%運用=121 万
3年目 121 万×10%運用=133 万
4年目 133 万×10%運用=146 万
5年目 146 万×10%運用=161 万


10年目 235 万×10%運用=259 万

Bさん利息合計
259 万-100 万(元本)=159 万

いかがでしたか?

AさんとBさん、
共に元本100万円で
運用期間は同じでした。

違ったのは、
「単利」か「複利」か
という部分だけです。

しかし、10年後の利益の差は
「159(複利)-100(単利)=59万円」です!

ちょっとビックリしません?

元本・利率・期間が同じでも
利息の付き方の違いで
このような差が出るんです。

そしてさらに!
複利には凄いことがあります。

それは運用期間が
長期になればなるほど
もっと利益が増えるということです。

先ほどのAさんBさんで
もし、20年後を比べるなら、、、
~~~~~~~~~~
・単利 10万/年×20年=200万の利益
・複利 672万-100万=572万の利益

・差額 372万
~~~~~~~~~~

もし30年後なら、、、
~~~~~~~~~~
・単利 10万/年×30年=300万の利益
・複利 1744万-100万=1644万の利益

・差額 1344万
~~~~~~~~~~

と、なります。

まさに、タイムイズマネー、
時間がお金を実らせてくれています。

複利運用は
時間が味方になってくれるのです。

ただし1つ誤解しないでください。

・単利=ダメ
・複利=良い
という話ではありません。

例えば年金受給者のように
生活のために利息を必要とする人には
時間をかけて複利運用
なんて言ってられないですからね。

単利と複利については
動画でも詳しく解説しているので、
時間をとって、ぜひチェックしてください。
↓ ↓ ↓
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単利と複利それぞれの計算法(03:37)
⇒ https://youtu.be/uCZnIzhZLuA
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将来のために必要なことを学べてますか?

もしかすると現時点では、
・何が必要で
・何が不必要か
まだあまり“ピン”ときてないかも知れません。

でも、焦らなくて大丈夫です。
少しずつ理解していければ
それでいいんです。

少しずつでも学ぶ意識を持って
お金の知識を身につけていってください。

その中でもし分からないこと、
疑問に思ったことがあれば、
遠慮なくご質問ください。

「こんな質問でもいいのかな?」
なんて思わず、どんな小さな疑問でも
どしどしお気軽にご質問頂けたら嬉しいです^^